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原油取引状況

近年の原油価格(WTI原油先物価格)は、2014年秋から下落が続き、2016年の1月には、1バレル30ドル割れとなりました。
  
その後、OPEC(石油輸出国機構)が原油の減産で合意し、また、不安定な中東情勢や、好調な世界経済の影響で上昇の流れに変わりました。
 
2018年の6月に1バレル74ドル台まで上昇するも、それ以降は下落の流れとなりましたが、中東情勢や世界経済の影響を受け、価格は不安定な状況が続いています。
 
2020年4月19日には、新型コロナウイルス肺炎が世界的に感染拡大した影響で、需要が落ち込み、史上初のマイナス値(売り側が買い側にお金を支払い、買ってもらう事態)となりました。
   
*過去最高値は、2008年7月11日の1バレル147.27ドルです
*1バレルは159リットル(正確には158.987294928リットル)
  
■2015年
原油価格は、2014年秋以降、下落が続き、2015年1月には約6年ぶりに1バレル50ドル割れとなりました。

2015年の8月に入ると1バレル40ドル割れとなり、2015年(12月31日)は1バレル37.04ドルで取り引きを終えました。
 
■2016年
2016年に入っても下落が続き、1月15日に終値でも1バレル30ドル割れとなりました。
      
その後は上昇の流れとなり、さらに2016年9月28日、アルジェリアで開催されたOPEC(石油輸出国機構)閣僚会議において、減産で合意し、取り引き価格が上昇。
         
2016年(12月30日)は、1バレル53ドル台で取り引きを終え、1年間で約46%の価格上昇となりました。
        
■2017年
2017年は、1バレル50ドルを挟んで、大きく価格が動く相場が続きましたが、10月中旬以降は上昇の流れとなり、2017年は1バレル60ドル台で取り引きを終えました。
       
1年間で、約15.5%の価格上昇となりました。

■2018年
2018年前半は上昇の流れが続き、さらに4月中旬からは中東情勢の緊迫化を受け高騰し、6月下旬には1バレル74ドル台となりました。
   
7月中旬からは下落の流れになり、11月23日には1バレル50ドル台となりました。
   
12月7日、ウィーンで開催されたOPEC(石油輸出国機構)と非加盟国(ロシアなど)の会合において、1日当たり120万バレルの減産で合意しましたが、12月17日には1バレル49ドル台となりました。
   
さらに12月24日には、アメリカ政局の混乱(予算)とそれに伴う株価下落を受け、大幅下落し、1バレル42ドル台となりました。
    
結局、2018年は、1バレル45.41ドルで取り引きを終え、1年間で約25%の価格下落となりました。
   
■2019年
2019年に入ると、上昇の流れに変わり、1月9日には1バレル52ドル台、3月29日には1バレル60ドル台、4月23日には1バレル66ドル台に乗せました。

4月末からは、1バレル60ドル~64ドルでの取り引きが続きましたが、5月23日に、米中貿易戦争の様相が強くなったことによる景気減速懸念や在庫の増加を受け、大幅下落。
    
1バレル57ドル台になり、その後、1バレル50ドル台~53ドル台での取り引きが続きました。
 
6月20日、中東情勢の緊迫化(アメリカ・イラン関係)と在庫の減少を受け、大きく高騰。
 
1バレル56ドル台となり、7月10日には1バレル60ドル台となりましたが、7月中旬からは価格が下落、1バレル50~55ドル台での取り引きが続きました。
  
9月14日にサウジアラビアの東部州・アブケイクとクライスの石油関連施設が、イエメン・ホーシー派の無人機(ドローン)攻撃を受けるテロ事件が発生。
   
価格が高騰し、9月16日には1バレル62ドル台となりました。
   
9月17日に、サウジアラビア当局が、攻撃を受けた石油生産施設について、月内に復旧する見通しであると発表したことを受け、原油価格は下落。1バレル60ドルを割り込みました。
  
その後は、1バレル60~70ドルが続き、2019年は1バレル61.06ドルで取り引きを終え、1年間で約34%の価格上昇となりました。
  
■2020年
2020年に入ると、中東情勢の緊迫化により、1月3日には1バレル63ドル台まで上昇しましたが、すぐに情勢が落ち着き、1バレル59ドル台まで下落しました。
    
さらに、新型コロナウイルス肺炎(武漢肺炎)が中国で感染拡大すると、石油需要が落ちるとの見方から下落の流れになり、2月4日には50ドルを割り込み、1バレル49ドル台での取り引きとなりました。
  
その後、武漢肺炎は中国だけでなく世界中に感染が拡大し、2月28日には1バレル44ドル台となりました。
 
3月に入っても、武漢肺炎感染の拡大が続き、また、3月6日のOPEC(石油輸出国機構)と主要産油国(ロシアなど)の会合が不調に終わった(石油減産で合意できず)ことから、3月9日には10ドル超の大幅な下落となり、1バレル31ドル台となりました。
 
3月中旬以降も、武漢肺炎の世界的な感染拡大が続き、3月18日には1バレル20ドル台まで下落しました。

その後、OPECプラスが減産で合意するも、4月15日には18年ぶりに1バレル19ドル台まで下落。
4月17日には1バレル18ドル台となりました。
   
下落継続は、減産量が少ないとの見方や、合意が守られないとの見方、武漢肺炎の感染拡大により石油需要がさらに落ち込むとの見方に因ります。
 
4月20日、55ドルを超える下落となり、1バレル-37.63ドルで取り引きを終えました。
 
史上初のマイナス値は、需要回復の目途が立っていないこと、貯蔵施設に空きが少なくなり、今後、貯蔵することも難しくなったことが、マイナス値の要因とみられています。
   
5月限は取り引き最終日の4月21日は、大きく上昇し、1バレル10.01ドルで取り引きを終えました。
     
5月に入ると武漢肺炎の影響で「自粛」していた経済活動が再開し、原油価格は上昇、5月4日に1バレル20ドル台、5月18日に1バレル30ドル台、6月22日に1バレル40ドル台を回復しました。
 
その後、1バレル40ドル前後での取り引きが続きましたが、11月中旬からは世界的な経済回復により価格が上昇、2020年は1バレル48.52ドル(12月31日)で取り引きを終えました。
  
■2021年
2021年は1バレル47ドル台(1月4日)で始まり、前年末からの上昇の流れを受け、1月6日には1バレル50ドル台に乗せました。
   
2月下旬には、産油国の減産と武漢肺炎からの経済回復期待(先進国でワクチン接種が進んだため)により、1バレル60ドル台に乗せました。
  
*過去最高値は、2008年7月11日の1バレル147.27ドルです
*1バレルは159リットル(正確には158.987294928リットル)

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