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マイナス金利、12月は当座預金の5.2%

2022年1月17日、日本銀行が12月の日銀当座預金残高(速報値)を発表しました。
       
日銀当座預金(12月16日~1月15日の平均残高)は、538兆5990億円。前年比9.7%の増加となりました。
      
このうち、付利の対象となる当座預金は、516兆7770億円。
       
内訳は、プラス金利適用が206兆2870億円(39.9%)。
    
ゼロ金利適用が、283兆5360億円(54.9%)。
    
マイナス金利適用は、26兆9540億円(5.2%)。マイナス金利適用率は先月(4.8%)より0.4%増加しました。
      
*カッコ内は、当座預金に占める割合
*プラス・ゼロ金利適用には被災地支援オペ、新型肺炎対応支援オペなど特殊な積み上げがあります。上記の数値は特殊な積み上げなどを外した適用額で、実際の適用額とは異なります。実際のマイナス金利適用額は、12月時点で約5兆円
    
【日本銀行・当座預金の金利】
2016年1月29日、日本銀行の金融政策決定会合で、マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入を決定。
    
具体的には、日本銀行当座預金を3つの階層の分割し、それぞれの階層に応じてプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用します。
    
2016年2月16日から実施されました。
     
■当座預金の3つの階層
1、基礎残高…+0.1%を適用(プラス金利適用)。
・各金融機関が積み上げた既往の残高。
         
2、マクロ加算残高…0%を適用(ゼロ金利適用)。
・所要準備額に相当する残高。
・マクロ加算額の基礎残高に、掛目を掛けて算出を加算していきます。
       
3、政策金利残高…-0.1%を適用(マイナス金利適用)。
・当座預金残高のうち、1と2を上回る部分。
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