弘前公園の桜開花、見頃は18日頃から
2022年4月14日、弘前公園の桜が開花しました。
弘前公園(青森県弘前市)は、約2600本の桜が咲き誇る日本を代表する名所です。
弘前市によると、4月14日、公園内の標本木(ソメイヨシノ)が開花しました。平年より9日早い開花で、見頃は18日頃からとなる見込みです。例年、満開は3日間続き、その後3日間は花吹雪と花筏が楽しめます。
なお、今年も武漢肺炎感染対策のため、入園に際し受付が必要です。受付は当日、公園入口で行うことも出来ますが、事前にオンライン上(弘前観光コンベンション協会HPから)でも行われています。
開花が早くなった影響で、当初、4月23日からの予定されていた「さくらまつり」は4月19日からスタートし(準まつり体制として)、同日から夜間のライトアップ(20時30分まで)が行われます。
*見頃時期は気象条件により変わってきます。桜見頃情報でご確認を
弘前公園
青森県弘前市の中心部に位置する市の公園。正式名称は鷹揚園(おうようえん)ですが、一般的には弘前公園と呼ばれています。敷地面積は約50ha。
津軽家の居城であった弘前城が、明治時代に弘前公園として一般開放されたもの。そのため、公園内には天守、櫓3棟、城門5棟(いずれも国の重要文化財)や濠などが残る史跡です。
また、日本を代表する桜の名所です。桜は江戸時代、弘前藩士が京都から苗木を取り寄せ、植えたのが始まり。明治以後、市民が続々とソメイヨシノを植栽。大正に入ると、日本有数の桜の名所になりました。
現在では公園内の桜は約2600本。その中には樹齢130年を超える日本最古のソメイヨシノを始め、樹齢100年を超えるソメイヨシノが300本以上も咲き誇ります。例年、桜が開花する4月下旬から5月初めにかけて、弘前さくらまつりが開催され、250万人前後の花見客が訪れます。
なお、公園内の本丸・北の郭と、弘前城植物園は有料です。
▮ 場所・アクセス
青森県弘前市下白銀町
・JR弘前駅より徒歩約25分。
・JR弘前駅前から100円循環バスに乗車、市役所前下車。
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満開時の弘前公園:©弘前市 |
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