「勝手にユスリを始めたのでは」
「ネタを入手した田々和は、それを理事長に渡した。報酬は3千万円の絵。ところがそれだけで満足できず、勝手に木下陣営をユスった。そして、殺害された」
「非常に困っていると思います。もし、殺害される前に名前を出していれば…」
調査を命じたのが井戸口理事長であると、犯人側に告白していれば、再び狙われる。
「だから、絵の捜索というエサで私を引っ張り出した?」
「そう思います。再び刺されると思ったのでしょう。岩田さんが動き回れば、それだけで」
身辺警護になる。
(井戸口の命を守るため、走り回っているわけか)
話は木下藤吉郎の政策に移った。
「公約は府政の徹底的な合理化」
「誰が知事になっても無駄を省くのは当然です。徹底的にできるか、それとも骨抜きにされるのか、真価が問われます」
一般論を言った。
「出来ますか?」
「わかりません。民間の経営者ですから、コスト削減は得意でしょう。問題は官僚や議会を押さえこめるかどうか…」
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| 春の大阪城(上町台地) |
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| 春の大阪城(上町台地) |
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| 大阪城(上町台地) |
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