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函館港まつり、今年は中止 2020年5月15日、函館港まつり実行委員会が、今年の同祭りの中止を決定しました。 函館港まつりは、毎年8月1日から5日に、北海道・函館市で開催される市民祭り。 同期間、市内各所で多数のイベントが行われます。 中でも2日と3日に行われる、約2万人の市民が街を練り歩くパレード「ワッショイはこだて」が見どころです。 今年も8月1日から予定されていましたが、新型コロナウイルス肺炎感染拡大防止のため、開催中止が決定しました。 ■函館港まつり 毎年8月1日～5日、北海道・函館市で開催される市民祭り。 市内一円が多彩なイベントで賑わう函館最大のイベント。 主催は、函館港まつり実行委員会。 1935年、前年に起った函館大火からの復興祈念と、函館開港77年を記念して開催され、万灯行列、大名行列、花電車運転、函館港おどりなどが行われました。 以降、今日まで続けられ、2020年で83回目。 見どころは、約2万人の市民が、函館港おどりなどを踊りながら、街を練り歩くパレード・ワッショイはこだて。 2日と3日の夕刻から行われ、神輿やきらびやかに装飾された山車もパレードに参加します。 ■函館大火 1934年3月21日に、北海道函館市で発生した火災。 函館市街地の3分の1が焼き尽くされ、死者・行方不明者は3千人弱、被災者は10万人を超えた。 ■函館開港 1858年、江戸幕府はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、オランダの5ヵ国と、自由貿易を行うための友好通商条約を結ぶ。 これを受け、1859年7月1日（安政6年6月2日）、函館、横浜、長崎が開港。 この1859年7月1日に因み、函館市では7月1日を開港記念日としています。 |
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