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雇用・物価統計
 
▮ 雇用・物価の概況

▮ 雇用統計

▮ 物価統計
消費者物価指数企業物価指数企業向けサービス価格コメの取引価格ガソリンの小売価格

▮ 雇用・物価統計の解説
 雇用・物価の概況
                       
・9月の企業物価(企業間で取引される商品価格)は前年比+2.8%となりました。上昇は農林水産物(前年比+12.4%)、非鉄金属(前年比+9.7%)の上昇が主な要因です。
   
ガソリン価格(国内平均)は前週より0.2円値上がり、1リットル175.0円(5週連続の値上がり)。
   
・8月の失業率は2.5%です。
   
・8月の企業向けサービス価格は107.6。前年比2.7%の上昇。
   
・8月の消費者物価(生鮮食品を除く)は前年比+2.8%。目標はインフレ率+2%です。
   
コメの価格(8月の国内平均)は前年比+17.1%の1万6133円(玄米60kg)。
   
 雇用統計
                       

労働力調査:8月
   
 失業率…2.5%

 就業者数‥6815万人(42万人増)

 完全失業者数…175万人(11万人減)

 正規の雇用者…3659万人(22万人増)

 非正規の雇用者…2127万人(13万人増)

   
*カッコ内は前年同月比

*非正規雇用者の割合は36.8%。正規雇用の給料は32万3千円、非正規は21万7千円(厚労省・賃金構造調査2021年)

*2024年10月1日、総務省
   
 物価統計(インフレ率)
                       
   
消費者物価指数:8月
   

 物価指数…109.1(+3.0%)

 生鮮食品を除く…108.7(+2.8%)

 生鮮食品とエネルギーを除く…107.4(+2.0%)

   
*カッコ内は前年比

*日本のインフレ率…消費者物価(生鮮食品を除く)の前年比

*消費者物価指数…消費者が購入する段階での、物価の変動を表す指数。2020年の物価を100としている

*2024年9月20日、総務省
   


企業物価指数
   
・9月…123.1(前年比+2.8%)


*企業物価指数…企業間で取引される商品価格の変動を表す指数。2020年の平均を100としている

*2024年10月10日発表、日銀
   


企業向けサービス価格
   
・8月…107.6(前年比+2.7%)
   

*サービス価格指数…企業間での「サービス」の価格動向を示す物価指数。2020年の価格を100としている

*2024年9月25日発表、日銀
   


コメの取引価格
   
・8月…1万6133円(前年比+17.1%)
   

*1等米の玄米60kgの値段

*2024年9月17日、農水省
   


ガソリンの小売価格

・1リットル175.0円(前週比+0.2円)
   

*レギュラーガソリンの全国平均価格。ガソリン価格には在庫の状況や産油国による生産調整、為替が影響する。特に世界の原油価格を決めるニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格の影響が大きい

*2024年10月9日発表、資源庁
   
 雇用・物価の解説
                       
多数ある経済指標の中で、現在、世界的に「雇用」と「物価」が最重要視されています。
     
雇用(失業率)は当然、低ければ低いほどいいわけですが、同時にその内容(正社員率や時給など)も重要視されています。
   
物価については多数の指標があります。日本では「生鮮食品を除く消費者物価」が最重視されています。
  
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