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・2025年5月の経常収支は3兆4364億円の黒字です。
前年と比べ4869億円、黒字幅拡大となりました。黒字幅拡大は「貿易収支の赤字幅縮小」に因ります。貿易収支の赤字幅縮小は、輸入額が減少(原油と石炭の価格が下落)したことが要因です。
・2025年の経常収支(1月〜5月)は13兆2507億円の黒字です。
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経常収支:2025年5月
・+3兆4364億円
▮ 内訳
貿易収支…ー5223億円
サービス収支…+2011億円
第一次所得収支(所得収支)…+4兆2555億円
第二次所得収支(経常移転収支)…ー4979億円
*経常収支…国の国際収支状況を表す指標。貿易収支、サービス収支、第一次所得収支(所得収支)、第二次所得収支(経常移転収支)の4つからなる
*2025年7月8日発表、財務省
経常収支:2025年
1月…ー2702億円
2月…+4兆832億円
3月…+3兆7433億円
4月…+2兆2580億円
5月…+3兆4364億円
計(2025年・年間)…13兆2507億円の黒字
経常収支:過去5年
2020年…+15兆7699億円
2021年…+21兆5363億円
2022年…+11兆4486億円
2023年…+22兆2242億円
2024年…+29兆3719億円
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国際収支とは
国における他の国との経済取引状況。大きく、経常収支、資本移転等収支、金融収支の3つに分けられます。
経常収支は財貨・サービス・所得の取引や経常移転の状況。
金融収支は対外金融資産・負債の増減に関する取引の状況。
資本移転等収支は生産資産(財貨、サービス)・金融資産以外の資産取引や資本移転の状況を表しています。
なお、理論上は「経常収支 + 資本移転等収支 = 金融収支」の等式が成り立ちますが、実際には誤差が大きく、等式は成り立ちませ
ん。
国際収支としては経常収支が最重視されています。経常収支は貿易収支、サービス収支、第一次所得収支(所得収支)、第二次所得収支(経常移転収支)の4つから成り立ちます。
*参考…日本銀行・国際収支とは、財務省・国際収支状況
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