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・2025年1月の経常収支は2576億円の赤字です。
前年と比べ、マイナス5919億円。赤字転化となりました。赤字転化は「貿易収支の赤字幅拡大」に因ります。貿易収支の赤字幅拡大は「輸入の増加」が要因です。通信機(前年比+38.0%)、電算機類(+51.2%)、医薬品(+24.8%)の輸入が増加しました。
・2024年の経常収支は29兆2615億円の黒字です。
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経常収支:2025年1月
・ー2576億円
▮ 内訳
貿易収支…ー 2兆9379億円
サービス収支…ー4766億円
第一次所得収支(所得収支)…+3兆6015億円
第二次所得収支(経常移転収支)…ー4447億円
*経常収支…国の国際収支状況を表す指標。貿易収支、サービス収支、第一次所得収支(所得収支)、第二次所得収支(経常移転収支)の4つからなる
*2025年3月10日発表、財務省
経常収支:2025年
1月…ー2576億円
計(2025年・年間)…2576億円の赤字
経常収支:過去5年
2020年…+15兆7699億円
2021年…+21兆5363億円
2022年…+11兆4486億円
2023年…+22兆5926億円
2024年…+29兆2615億円
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国際収支とは
国における他の国との経済取引状況。大きく、経常収支、資本移転等収支、金融収支の3つに分けられます。
経常収支は財貨・サービス・所得の取引や経常移転の状況。
金融収支は対外金融資産・負債の増減に関する取引の状況。
資本移転等収支は生産資産(財貨、サービス)・金融資産以外の資産取引や資本移転の状況を表しています。
なお、理論上は「経常収支 + 資本移転等収支 = 金融収支」の等式が成り立ちますが、実際には誤差が大きく、等式は成り立ちませ
ん。
国際収支としては経常収支が最重視されています。経常収支は貿易収支、サービス収支、第一次所得収支(所得収支)、第二次所得収支(経常移転収支)の4つから成り立ちます。
*参考…日本銀行・国際収支とは、財務省・国際収支状況
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